2021-01-01から1年間の記事一覧
拙著「河内の国飯盛山追想記」の主人公である三好為三の父は、宗三の法名で知られる三好政長である。この三好宗三、菩提寺の名を堺の善長寺といい、後世の記録では名前が三好善長と書かれている。名前の変遷について、通称について法名を名乗るまでは史料が…
阿牧次郎著「河内の国飯盛山追想記」(アメージング出版刊)の取扱いサイト等をまとめてみました。追加情報があれば、順次更新していきます。 河内の国飯盛山追想記 阿牧次郎 著アメージング出版 刊¥1,518ISBN-10 : 4910180745ISBN-13 : 9784910180748 Amazon…
歴史の話が語られる時、よく何々説は古い、何々とするのが新しい説だという話が出る。しかし、新しいことが直ちに正しいということにはならないので、新説が妥当なのかどうかは検討を要するところである。新しいとされる説の一つに、全国に守護・地頭を置い…
拙著「河内の国飯盛山追想記」(アメージング出版刊)で物語の中心になる三好一族、その最盛期を築いたのが三好長慶という人物である。江戸時代初期に成立した徳川家康の事績を記した史書「当代記」の冒頭で「三好修理大夫元來細川家侍頭、住國は四國也、天文…
10月24日に発売となる拙著「河内の国飯盛山追想記」(アメージング出版刊)の主人公三好為三は、真田十勇士の三好清海・伊三入道兄弟のモデルになったとされる人物である。従来、実在の人物である本人の名は法名の為三で呼ばれてきた。諱については、政勝であ…
拙著「河内の国飯盛山追想記」が近日発売となるにあたり、事前に予告しておいた方が良いかもしれないと思われる事項について、ここに記しておこうと思う。 本作は、以前当ブログで報告した短編冊子の全面的な改稿となる。短編冊子では、最近歴史学で学説の対…
新著「河内の国飯盛山追想記」の発売が決定しました。アメージング出版より、10月24日販売開始予定です。 表紙はこのような感じです。 以前紹介いたしました短編冊子の全面的な改稿になります。短編冊子についての記事はこちら。 「河内国飯盛古城追想記 : …